株式会社 稲荷山

社員に聞くたちの仕事Interview of Our Work

結果が出せる社員になる

業務サービス部 プランニング/入出荷/荷造り 西垣 京亮 中途 2016年入社

仕事

特徴

絶えずトラックが入出庫するヤードをスムーズに運用する

向いて
いる
スキル

  • 全体を把握できる人
  • 俯瞰でモノを見られる人

Interview取扱い量の全体を
常に把握して
流れとバランスをとる

業務サービス部では、製鋼原料である鉄・非鉄スクラップの収集・入荷・加工・出荷荷造りが主な業務となります。入荷された鉄スクラップにはさまざまな形状、種類があり、それぞれ価格が異なりますので、適切に選別し、切断加工することで製鋼原料として商品になります。

重要なのは稲荷山に出入りする取扱い量の全体を常に把握して、入荷・在庫・出荷の流れとバランスをとることです。引取スケジュールから今後入荷する鉄・非鉄スクラップの種類や量を予測し、併せて当社の製鋼原料の在庫状況を確認。在庫をストックするスペースや電炉メーカーからのオーダー状況なども考慮しなければなりません。さらに製鋼原料は日々相場が変動しますから、これらすべてが上手く回るように計画を立てて出荷する商品・量を決めていきます。

Interview情報が一番密に集まる
場所だから
情報収集と状況把握が大事

出荷計画を立てるためには、総務部から出される引取依頼スケジュールと、電炉メーカーへ納品する運搬班からの顧客の商品受入状況や電炉の稼働状況、顧客が持っている製鋼原料の在庫量の報告が欠かせません。他部門と情報を共有しながら連携協力し、こまめに入荷状況と納品先の状況をチェックすることによってはじめて入念な出荷計画を立てることが可能となるのです。

持ち込みのお客さまからも貴重な情報が得られます。どこどこで解体現場があってそこから持ち込んでるんだよ。なんて世間話を聞けば、すぐに営業部門に連絡を入れて、そこから新規案件に繫がることもあるんです。

情報収集と状況把握が大事ですね。業務サービス部門はそういった情報が一番密に集まる場所だと思います。元気で明るいと人は集まってくる、そのときにコミュニケーションを上手く築けると、情報も上手く集まる。会社の内外ともに良い雰囲気、話しやすい状況づくりを心掛けています。

Interviewどうしたら会社の利益に
繫がるかという観点で
考えること

入社してからは多くの経験をさせていただきました。最初は現場スタッフとして入社したのですが、稲荷山が力を入れている社外研修のセールス研修に行かせてもらったのを切っ掛けに営業部に配属。その後、経理部も経験し、今はまた工場の現場で作業をしています。すべて初めての経験でしたが、当初この会社は社員にいろいろやらせてみるんだなと驚きましたね。その経験のおかげで今、現場での作業をしながらも事業の全体を各部署からの視点で見て、俯瞰で考えて、どうしたら会社の利益に繫がるかという観点で考えることができるようになっているのかなと思います。

免許もたくさん取得できました。なかでもクレーン・ デリック運転士免許の合格通知を受けたときはうれしかったですし、知識・法令・電気・力学の4つの学科の勉強を凄く頑張ったので大きな達成感を味わうことができました。

重機の操作に関してはベテランの先輩方の指導を受けることは勿論ですけれども、重機がその動きをしているときに、先輩がどのような操作の手の動きをしているのかを、一緒に乗せて貰った横からジーッと注意深く観察していました。最初は難しそうに見えていたことも、目的を持って観察することで徐々に理解を深めていけばいいんだと気づいてからは気が楽になり、飲み込みも早くなった気がします。

Interview情報を皆で共有することを
繰り返して
返品率を下げる

仕事をしていてうれしい瞬間は、返品なく出荷ができたときです。大きな断裁機で切断加工するので希に規定サイズをオーバーするものが紛れてしまったり、不純物が混じってしまっていたり。そういった物は納品先から弾かれて返品されます。返品が無く、すべて無事に納品されたと運搬班からの報告があるとやっぱりほっとしますし、嬉しいですね。

この返品ゼロを達成すること、ここでもやはり情報の共有が大事になります。返品された商品のどこがいけなかったのか、何が問題だったのか、どう対策すればいいのか。この情報を皆で共有することを繰り返して返品率を下げていきます。その成果も現れてきて最近は返品ゼロが多くなりました。

あとは運搬班が無事故で無事に納品を終えて帰ってきたのを迎えられたときですね。大型で何十トンという商品を運ぶので事故が一番怖い。出荷作業はドライバーが無事に帰ってきたのを笑顔で迎え入れるまでが業務だと思っています。

新しい何かをはじめる切っ掛けが目の前にあるとしたら、
まずはやってみてください。
稲荷山はそういったチャンスがよく転がっている会社です。

One Day

業務サービス部 西垣のある日のスケジュール

7:30
出社

朝一番の仕事は掃除です。当社の特徴の一つです。気づきを高める取り組みです。社員全員に割り振られた掃除場所を環境整備します。

8:00
朝礼

社員揃っての朝礼。経営理念、経営基本方針をみんなで確認後、挨拶の練習を行います。朝礼後は連絡事項の確認などを行います。

8:15
スケジュール確認

工場長とヤードの担当者を含め、その日のスケジュールを確認。変更等があればそれに応じた入出荷の準備を進めます。

8:30
準備

工場内の重機の整備確認、トラックの状態を確認。異常が無いかを確認し、問題があった場合、すぐに工場長に報告し事前の事故防止に努めます。

9:00
作業開始

午前中は、引き取り用のトラックの準備や出荷の準備を行います。持ち込みのお客様が訪問されたら速やかに対応。事務所と無線連絡を密にし、随時対応します。

12:00
荷下ろし・積み込み作業

昼休みの時間を利用し、荷下ろし作業、出荷の積み込み作業を行います。その間、先輩社員に重機作業を見てもらい、安全面・作業面に問題がなかったかチェックしていただきます。指摘されることがあれば、すぐにメモを取ります。

13:00
昼食

お昼ご飯は近くの飲食店でとる場合もありますが、基本朝手配頂いたお弁当を会社で食べます。非常に量が多くて安いのでお得です。

14:00
作業再開

工場内の重機の整備確認、トラックの状態を確認。異常が無いかを確認し、問題があった場合、すぐに工場長に報告し事前の事故防止に努めます。

16:00
帰社ラッシュ

会社に続々と帰社するトラックに対応します。明日の準備として給油作業、引き取りに必要な道具の準備を行います。また並行して閉め作業を行うため、トラックの停車位置などをヤードのメンバーと相談し、帰社したメンバーがスムーズに下車できるようにサポートします。

17:30
退社

退社後は、職場の先輩と食事に行ったり、家に帰って子供たちと食事をしたり、リラックスした時間を過ごしています。

インタビュー一覧

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