社員に聞く私たちの仕事Interview of Our Work

稲荷山を選んだ理由は、若い女性が大きなトレーラーを運転している姿のインパクトに惹かれたからなんです。入社して直ぐに免許取得補助制度を利用して教習所に通い始めました。その間は免許取得を優先して業務スケジュールを組んでもらえます。

免許取得後に会社のトレーラーに始めて乗ったときには教習所の車よりも大きくて正直怖かった。その恐怖心に打ち勝つことがスタートでした。とくにバックが大変で、乗用車と違いトレーラーはハンドルの切り方が逆になるので感覚をつかむのが大変。最初の頃は上手くできずに家で悔し泣きをすることもありましたね。それでも先輩社員たちから丁寧で的確な指導をしていただいたおかげで徐々にできるようになっていきました。稲荷山では不安が無くなり独り立ちできるようになるまで先輩社員が同乗し、指導してくれるので心強かったです。同乗する先輩社員がチェックし、技術的にもう大丈夫となってから一人での運行となります。人によってその期間は違うのですが、私の場合は３ヶ月ほどで独り立ちすることができました。まさか自分がこんなに大きなトレーラーを運転する日がくるとは想像もしていなかったですから、チャレンジはしてみるものですね。独り立ちしてからも先輩社員たちからのフォローを受けつつ日々安全運転で納品先に向かっています。おかげさまで今期の無事故走行距離でトップになることもできました。

この業界は作業で汚れるイメージがどうしても強いかと思いますが、トレーラーへの積み込みはヤードのスタッフが重機で行い、納品先でも重機で積み荷を降ろすので作業で汚れることはそれほどありません。重い物を持つことなどもないので、稲荷山の運送班は女性のほうが多いんです。それでもまだ世間では女性のトレーラー運転手は少ないようで、納品先では驚かれることが多いですね。