ドライバーとしてお客様先に訪問、スクラップを回収し、工場へと運ぶ仕事がメインです。ドライバーというとお客様や社内の同僚とはなかなかコミュニケーションが取れないのでは？と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。お客様先では毎回の挨拶はもちろん、一緒にトラックにスクラップを積み込む仕事をしたり、工場内のちょっとした場所を掃除したりと仕事は多岐に渡ります。やっているときは特別なことをしている自覚はあまり無いのですが「すごく気持ちのいい人で、ぜひまたお願いしたいと、前原さんのことを褒めてくれていたよ！」などと、ふとした時に社内の営業社員や事務の方を通じてお客様からの感謝の声を聞くことがあります。実際同業他社さんでは、積み込み以外の仕事を手伝うことをしない会社さんもいらっしゃるらしいんです。稲荷山の看板を背負って、会社のために貢献できているんだと思える瞬間が何よりやりがいを感じますね。

僕自身は入社以来、ほとんどの時間をドライバー職として過ごしてきましたが、お客様先でトラックを建物にぶつけてしまうなど、数多くの失敗をしてきました。ただそんな時でも、上司は失敗自体を責めるのではなくて、しっかりと反省して、前向きに次の仕事に取り組むかどうかを見てくれます。もちろん失敗しない方が良いのですが、とは言っても失敗してしまったとき、前向きな姿勢で向き合ってくれる文化がとても気に入っています。また誰一人、現状維持に甘んじるような人がいなくて、全員が日々成長するために一生懸命仕事に取り組んでいます。僕自身はどちらかというと、元々そういった性格ではなかったのですが、入社間もない頃の上司がすごくポジティブで向上心のある方だったため、そんな上司にも影響されたんです。